マキャ夫戦記

モラハラでマキャベリストの夫と上手くやっていく方法があるのか?記録ブログです。

離婚

その日はマキャ夫が早く帰り、私が夜まで

仕事をしていた日だった。

マキャ夫の許可で週末だけは子どもたちも

遅くまで起きていい事になっている。

23時を過ぎて帰った時も、

まだ子どもたちは起きていた。

 

時々、上の子供がこっちをチラチラ見ていたが

いつも通り過ごしていたので

特に気にしていなかったけど、

寝る前になって私に言ってきた。

「お父さんが言うなって言ったんだけど・・」

「なに?」

 

マキャ夫が子供のためにタブレットを買っていて、

(子供のために買うのはもったいないと

しぶっていたけど、自分も使うという事を

自分で決め、買ったもの)

そのタブレットを、今日はお父さんが使うから

お前は使ったらダメ、と使わせてくれなかったとのこと。

この事を、「ケンカになるから

お母さんには言うな、分かったな」

と言っていたらしい。

 

この時、疑問が2つあった。

私が帰った時はマキャ夫はパソコンを

使っていて、タブレットは使ってなかった。

 

子供が新しいタブレットを使うことが

面白くないのか。

自分がいつでも使えるように

子供に使わせなかったのか。

使う時に「貸して」でいいと思うけど、

マキャ夫は「これは自分が買ったもの!」

などの独占欲がふんだんにある。

 

どこに原因があるかわからないが、1番の疑問は

『私はそんなことくらいでケンカしない』

ということだ。

 

マキャ夫も認めていた。

こちらがマキャ夫がさんざんやらかしてきた事を

少しても言うと烈火のごとく怒るのに、

私に対してはやってもない事を言ってくる。

「お前はこういうからやめとこ」

「お前がうるさいから出来ないな」

 

「私、そんな事で文句言ったことないよ。」

「そうかもな。」

何かと私がただの文句言いのような扱いで言ってくる。

 

その日は残念には思いつつ、

「明日はお父さんお仕事でいないから、

明日はいっぱいタブレット使おうね」

と言って寝た。

子供たちの休日、朝起きて

タブレットを使いたくて仕方ないのを

前日1日我慢していた子供は、早起きして

ソワソワしていた。

私が起きてくると、「タブレットがない」と。

「お父さんに聞いておいで」

 

肩を落とした子供は、「貸さないって」

と戻ってきた。

マキャ夫は自分も使うとの事で買った物かも

しれないが、私が買うのをオッケーしたのは

子供が使う用だ、と言っていたからだ。

子供は今までに数ヶ月、

欲しいけどなかなか言えずにずっと我慢して

やっと買えたものだ。

また、マキャ夫は子供にと買ったものを

独占するつもりなのか。

 

私は冷めた口調でマキャ夫に聞きに言った。

タブレット、どこ?」

揉めたくないのかマキャ夫はすんなりと教えた。

私は見つけて、子供に渡す。

 

その後、マキャ夫はタブレットを渡さなかった事を

「お前が俺の言う事を守らなかったから」

(お母さんに貸さなかった事言うなって

言ったのに言ったことだと思われる。)

と子供に説明していた。

さらに、この春からやっとあげ出すこと

が出来るようになったというのに

「1年お小遣いなし」と宣言した。

 

私はここでキレた。

「また自分の思い通りにならなかった

からって、それだけでここまでの仕打ち?

子供は何が悪かったかも分かってないよ。

ちゃんと説明もなしで躾のつもり?

家族はお前の所有物じゃない!」

 

涼しい顔して「あーめんどくせ」

というマキャ夫に最近の私の口ぐせが出る。

「話も出来ないほど面倒なんだったら

離婚して!」

私は子供の前でひどい事を言ったんだろう。

でも、マキャ夫の横暴にはもう

少しでも我慢出来ない。

離婚して子供を守りたいと思うのは、

私のエゴにしかすぎなかったのか。

 

子供が嫌がるのを見て、マキャ夫が

ここぞとばかりにあおる。

「もう離婚だって!

お父さん出て行くねー。

もうお前たちはここには住めないよ」

わざわざ子供の顔を覗き込んで言っている。

 

泣く子どもたち。

「お前、DVだから。子供らの前でケンカするの。」

「じゃあ、自分勝手に家族に制限かけたり

するのはいい事なの?

ケンカはDVだから我慢しろっていうの?

あなたが今やってるの、子供への

脅しって分からないの?

人のことばっかり責めて!」

 

その後LINEでやり取りしたけど、

連休中の予定もキャンセルするように、と。

その後、離婚について取り決めようと

言ってきたので話をすると、

自分の都合のいいことばかり並べ、

こちらが異議を唱えると

「お前とは話にならないから弁護士雇って」

と言ってくるばかり。

 

本当に弁護士を雇うしかない。

 

マ「お前おかしいよ。

子供の前で怒鳴ってきて、精神病院行ったら?」

私「行く。今まで何度も持ち直してきたけど

本当にしんどいから。」

マ「助かるー!行ってくれ。

離婚は(俺が言う)条件全部が揃ったらするから」

 

私の母と同じだ。

「お前はおかしいから精神病院に行け!」と

汚いものを追い出すように言ってくる。

原因は自分だ、なんて夢にも思ってないし、

「あなたといると私はおかしくなる。」

と言ったら

「自分がおかしいのを人のせいにするな」

と言ってくる。

全く同じだ。

 

マキャ夫は、「俺へのディスりは受け付けない」

と言いながら、

「お前のやり方じゃ子供の金銭感覚

おかしくなるからちゃんと躾けろよ」

などとディスってくる。

まず金銭感覚おかしいのはあなただから。

 

人は自分の事を相手に投影して見てる事がある。

マキャ夫は私のことなど見ていない。

私がしている事もしていないことも

とにかく文句をつけてくる。

それを分かりつつ、どうしてもマキャ夫を

許せない自分がいる。

こんなに怒るという事は、またマキャ夫は

私の傷をうまくほじくり返しているんだろう。

 

私は子供の本当に望むことを出来ているんだろうか、

これでいいんだろうかと悩み続ける私を

「出来ていない」と否定してくるマキャ夫。

子供たちの前で夫婦ケンカを我慢出来なかった、

また休日にどこも連れて行ってあげられなかった、

子供の話に上の空で返事をしてしまった。

全てが気になる。

 

「お前に育てられて子供が可哀想」

マキャ夫に何度言われただろう。

気にしていないのに何度も響く。

 

子供が一生懸命私に寄り添ってくれる。

世界一大好きだと伝えてくれる。

どんな環境でも楽しそうにしてくれる。

これだけが、心の頼りだ。

この子たちのために、マキャ夫でも

いた方がいいのか、いない方がいいのか。

9年も試行錯誤し、まだ答えが見えない。

 

私「お父さんいなくなってもいい?」

子「いやだ」

私「お母さんはお父さんといたら

悲しくなってしまって、ケンカになるんだけど。」

子「うーん、ケンカになるくらいなら

いなくなってもいいよ」

 

とにかく、疲れた。

マキャ夫が言うように自分のせい?

そうかもしれない。

私が深く考えずに、マキャ夫の気の済むように

し、子供をフォローし、のんびり構えていれば

良かったのだろうか。

今まで拒まれていた離婚の話が

マキャ夫から出て、ホッとしている。

でも、ここからが大変なんだ。