マキャ夫戦記

モラハラでマキャベリストの夫と上手くやっていく方法があるのか?記録ブログです。

モラハラ、マキャベリストから逃れる方法

私の夫はマキャベリストにとても当てはまっているんだけど、

でもモラハラの本を読むとモラハラそのもの!

どっち?というかどっちも。

 

モラハラの本によると、モラハラ夫はモラハラ以外は

特に問題がない場合が多いそう。

(モラハラ自体が人生潰されるくらい酷いんだけど)

周りは浮気やら借金やら姑問題やらあるし、

私もこれくらい我慢しないと・・

と思ってしまうパターンも多いようです。

 

ちなみにマキャ夫は全部網羅していた。

浮気も借金もマザコンモラハラもDVも。

(このうち、DVは1年くらいで、8年くらいかけて浮気と借金癖は治った)

 

いったいマキャ夫の幼少期に何があったんだ!

と調べると、確かに色々あった。

ただ、ここまで本来の人格を隠して、

生きないといけないほどのことかな?

という気もする。

 

本人も、幼少期にトラウマはないと言う。

多少不満だったことはあったにせよ、

親たちも理由があってのことだと納得しているらしい。

私は理由があったにせよそんな事をしていいのか

納得いかないけど、当の(問題抱えている)

本人が納得していると言うのだ。

 

もしかしてだけど、この納得いっていると

言うことが問題なんじゃないかと最近思う。

私は親に対して納得いかないことは

反発心を持って生きてきたし、

子どもを持つ親がいかに大変か分かった今でも、

やっていい事、悪いことはあると思っている。

 

それを良い子になって、あんなに辛い思いをしてきたのに

「あれは親も仕方なかったんだ」と自分を納得させて、

今でもマザコンになり親を庇っている。

(マザコンとは不思議だ。

父親の悪いところは認められるのに、

母親の悪いことからは目を反らせる。)

 

親は悪ではあるわけがない、と自分に言い聞かせている。

でもそうすると、傷付いている心はどこに行けばいいのか?

誰が癒してくれるのか?

親にも我慢を強いられて、自分にも我慢を強いられているのだから。

 

結局誰しも今まで生きてきた環境に対応するため、

自分の中で生きていく試行錯誤してきた結果、

今の自分の状態を作り出したということのはず。

自分に我慢を強いて自分を傷付けている結果、

人を傷付けることに躊躇がないのでは?

 

必ず原因があるんだろうけど、本によると

原因を追求しても対策になるわけでは

ないらしい。

 

マキャベリストの話でも、この性格の人には

出来るだけ関わらない方がいいけど、

直さないといけない!という対象でもないらしい。

モラハラもそうだ。

変人ではあっても病気ではないとのこと。

 

「そうなの?」と一瞬思ったけど。

周りに迷惑かけると分かっていても、

人の個性の一種ということなんだろうか。

 

 

じゃあ自分で出来る対策は?

 

マキャ夫が私と結婚する前、婚約していた女の子がいた。

マキャ夫によると、その子とはやはり結婚出来ないと判断して、

彼女ともうまくいってるし

向こうのご両親とも仲良かったのに

結婚をやめたそうだ。

 

何故か?

その時マキャ夫は「彼女は身体が弱くて」

と言っていた。

身体が弱いと言っても病気とかでなく、体力がない感じだったよう。

そして甘え上手な子だったらしい。

家事は苦手だったけど、努力もしていた。

でも出来ないことは

「できない〜。ごめんね。」と言える。

 

いかにも守ってあげたいし、彼女としては

愛されるべき人だろう。

ただ、モラハラのマキャ夫からすると

利用出来ない(モラハラできない)

と判断したんじゃないかと思う。

本を読んでも、モラハラに捕まる人は

甘え下手で、自分が頑張って人にやってあげるタイプらしい。

 

 

ということは!!

 

うん、これもよく聞く!

甘え上手な女性にはだいたい

器の大きい優しい旦那さんがいてる。

 

要するに、自分を大切にすればいいということ

じゃないだろうか?

なかなか見極めるのは難しいけど、

ちゃんと自分を優先できる人には

モラハラ男はわざわざ騙して近寄ってこないはずだ。

 

自分を大事に!

 

もし今、もうモラハラに捕まっていても

遅くはないのでは?

 

大変な人に捕まっている時、大きく2つの意味があるらしい。

●その人から学びを得る関係性

●その人を変えてあげる関係性

 

自分が変わって、その人から得る学びが

なくなれば、自然と離れられるらしい。

もしくは、2つ目の場合、

自分が変われば相手が変わるのかもしれない。

 

少なくとも今のままでは今のまま。

何か、少しずつ変えていきたい。

 

最近の離婚騒動

マキャ夫とは、今だにケンカも離婚騒動も常にある。

「最近調子がいい」と誰かに話した次の日には、

もう離婚を決意する出来事がある。

 

先日、私は「モラ夫のトリセツ」にある

モラスイッチを押してしまった。

 

マキャ夫は、最近あるYouTuberの動画を見始めていた。

その人は6年くらいずっと努力を続けた今、

その努力を実現した人だ。

この人は、私がしばらく前に見ていた人で、

その時はその人のアドバイスのような声が

マキャ夫に届くと

「そんな何にも分かってないやつの話聞いてどうなんの?」

「今の時代はこうだから」と否定して

自分の持論を語ったりしていた。

 

私「この人成功した人だから。

あなたも成功したら、その時あなたの話聞くわ。」

なんてマキャ夫を怒らせたりしていた。

 

自分でこの人の動画にたどり着いた今は、

すっかりこの人のアドバイスを受け入れている。

そしてこう言いだした。

「俺も、努力は根気強く続けられる人だからな。」

 

私はあれ?と疑問に思い、言ってしまった。

「物事を続けられないことだけが悩みだって前から言ってなかった?」

 

スイッチポチッとな!

 

「なんだと!俺が何も続かないやつだって!?

お前みたいなやつが!!

お前なんか何の役にも立たないし、

お前なんかに俺を支えられるわけないし、

お前なんか仕事も出来ないし・・」

続く続く。

 

私は言った。

「今の違い分かる?

こっちは『自分でそう言ってなかったっけ?』って確認しただけ。

それを『あなたは続かない人よね』

と言われたと勘違いして自分で怒ってるだけ。

 

それにひきかえ、そっちは『お前はこうだよな』

と明らかに私をダメ人間と断言して言ってきている。

この違い分かる?

そんなことずっと言われ続けて、

旦那を支えられないやつだ、の前に支えたくならないよね。

こっちがどれだけがんばってても、

働いてない扱いになってるし。」

 

夏休みに入ってから、私は1日14時間くらい

バタバタと働いていて、

持ってきたお弁当をかきこむ時間が

どこで取れるか、という日々だ。

もちろんマキャ夫も同じように働いている。

だけど、早めに起きて2人分の朝食とお弁当を

作るのは私の役目。

私の働いたお金はそのままマキャ夫に渡している。

 

確かに、この生活を1ヶ月近くしていると疲れてきて、

休みを取らないマキャ夫からすると

週1日や2日くらい休みたい私はショボいだろう。

だからと言って

「ちょっとは働けよ。

よく働く俺がいて良かったよなー」

「お前って俺になにをしてくれんの?

俺に奉仕しとかないと後悔するよ?」

など事あるごとに言われると、

頑張る気持ちも失せる。

 

 

モラスイッチ状態のマキャ夫は止まらない。

「お前みたいなやつ、生活にいらない!

出て行ってもいいぞ!離婚したいわー!」

と叫び続ける。

 

私「いいよ。明日離婚届け取ってきてくれる?」

マ「お前が取りに行け!

保証人も全部書いてきてもらって、書類揃えてきたら書いてやる。」

これで数ヶ月前もそこまでして突きつけた後、

丸めて捨てられたことがある。

 

人に色々苦労させて、それを一瞬で崩しても何とも思わない人だ。

苦労させて無駄にして喜ぶやつだ。

 

「それってモラハラだから」と言うと、

モラハラ?弱い奴が言う言葉だな」と笑う。

 

私が休みを取れず働きすぎだったのと

毎日のようにモラハラ暴言が酷かった春、

私が体調崩して「これ以上無理だ」と

離婚を懇願していた時のことを持ち出し、

1人でボイスレコーダーをオン。

「あの時も俺なーんにもしてなかったのに。

何にも覚えてないし、意味が分からない。」

なんてつぶやき声を録音し、

私が被害妄想で困っているとアピール記録。

 

私が反論する時にマキャ夫に指を指したときも

ボイスレコーダー

「今、指を指されています」

ムカついてマキャ夫の座っている椅子を

蹴ったときは

「今蹴られています」

 

散々怒らせることを言い続けては、

その後私が何か言いそうやしそうになると

ボイスレコーダーや動画をオンにして

「私は今、◯◯をされています」と記録する

マキャ夫。

本当にムカつく。

 

離婚調停や第三者が入ったときに聞かせようと

マキャ夫なりに証拠を取っているんだろうけど、

こんな捏造証拠コツコツためて、何者なんだ。

あ、マキャベリストか。

これが、「自分の利益のためなら手段を選ばない」

マキャベリスト、マキャ夫だ。

 

 

マキャっていないときは、それなりに

普通に過ごしているが、

私の怒りは決意を強固にしていくばかりだ。

「カウンセラーが語るモラルハラスメント」の内容

この本はすごい!!

モラハラに関するあらゆることが、

冷静に、的確に書かれています。

 

最初は冷静すぎて、ありがちなことが

まんべんなく書かれてあるのかな、と思いきや、

だんだんと深い話になり、

想像外だったけど起こり得る色んなことや

注意点、どう自分を持っていけば良いか、

など本当に数多くのモラハラと向き合ってきた

専門家しか分からないような幅広さで

たくさんの方向性を捉えることが出来ます。

 

 

被害者だけでなく、

周りでモラハラの被害者がいて、

その人にどう接していけば良いかについても書かれています!

 

 

 

モラハラの定義とは〉

自分の世界以外認めず、相手の世界、価値観を無視しているかどうか。

(自分の問題と向き合うことをやめた人達。)

自分のために相手を支配し操作しようとする意図があり、

その行動に依存しているという状態。

 

イライラして単発で当たり散らしてしまったり、それを自覚して後悔している場合はモラハラに当たらない。

1つだけの言動を取れば、ケンカで言うような内容だったりするため、他の人に相談しても

「みんな同じ」など言われがち。

我慢している間に心が壊れてしまう。

 

 

モラ夫はモラハラ攻撃に耐えかねて

被害者が反撃した行動を取り上げて

「お前もモラハラだ」と言ってきたりする。

 

モラハラの冤罪を防ぐため、

行動だけに目を向けたチェックリストでなく

心理状態を捉えたチェックリストも載っている。

 

 

〈どうして被害者は自分を責めるのか〉

自分のストレスや不安が収まるまで、

何時間でも相手を責め続けるモラ夫。

被害者は、訳の分からない状況を合理化させるために

「自分が悪かった」ことにしてしまう。

 

 

〈被害者はどうして許してしまうのか〉

モラ夫は、モラハラ攻撃がうまくいっていればエスカレートし、

逃げそうになると被害者が納得する形で

反省したり努力を見せる。

被害者は信じて許してしまう。

 

でもそれも落ち着くと、

「よく考えてみたらモラハラなんて勝手にお前が言い出したんだし、

そもそもお前が悪いんだから」

なんて言い出して被害者は愕然とする。

相手を信じ切らずに観察することが大事。

 

 

〈被害者のその後〉

●被害者の加害者化について。

子どもにひどく当たって発散するようになってしまったり、

コントロールしようとしてしまう。

 

モラハラに気付いたあと

相手にモラハラだと認めさせようとする。

相手を変えて今度は優位に立ちたいと思う。

自分は我慢しているんだからこれをしてもらって当然だと考える。

モラハラについて徹底的に調べあげる。

これらの考えを持つことは危険であること。

 

 

〈これからの注意すべき細やかなこと〉

具体的な方向性、具体的未来、

どれを選べばどうなるだろう具体的可能性、

具体的な選び方

心の持ち方、どういうパターンが多いか

 

●離れる選択をした場合どういうことが起こるか

●離れない選択をした場合どういうことが起こるか

 

 

〈周りがどう被害者と関わっていけばいいか〉

聞いている方は、ついつい

「あなたのためにこうした方がいいよ!」

など言いたくなるのですが(とくに同じ被害者)、

どうしてそのように言うのが解決に導かないか、

どうすれば良いか分かりやすく書かれています。

 

 

 

「モラルハラスメント」のすべて、内容

本を読み出すと止まらなくなって、

色んなモラハラに関する本を読んでみました。

けっこう色々あって、とりあえず参考になったという人が多そうな本から読んでみました。

 

 

●まずはおなじみのモラ夫特徴

〈モラ夫の見分け方〉

①結婚前と違ってケチ

奥さんが使う分は厳しくチェック、

自分の必要な物には惜しみなく使う。

 

計算高い

損を極端に嫌がり、自分に甘く他人に厳しい。

奥さんが体調崩すと、心配の前に不機嫌になる。

 

③自分は特別

自分のことは棚にあげ、他の人の悪口が多い。

 

④人目を気にする

人の前ではいい夫を演じ、

服装や体型に気を使い、仕事は出来る人。

 

⑤弁は立つが話し合いは出来ない

自分を正当化、話をすり替えて持論の展開。

話を戻そうとしてもまくし立てて平行線をたどる。

責任転換得意、一見論理的でも自己都合だけ。

 

ダブルバインド

どっちを選んでも文句言われる。

聞けば「聞かないと分からないのか!」

聞かなければ「勝手にするな!」

 

⑦無視

不機嫌な様子だけ見せて、

こちらに非があるように見せかけ

何が悪かったか聞けば「自分で考えろ」と言う。

結局こっちに非はない。

 

⑧マイルール

自分の中で破られてはならないルールがある。

「俺からの電話は3コール以内に取る」など。

その時によって変わるし、説明もしないくせに

破られると攻撃してくる。

 

⑨人を物として利用

奥さんは使いまくっても「減らない物」扱い。

自分が奥さんに勝手にやったことは恩に着せる。

 

⑩家族を操作

離れようとした時は反省した迫真の演技をする。

子どもには愛着でなく執着しているだけ。

子どもを利用していい人アピールが得意。

 

●「それはこっちのセリフ!」と言いたくなるような

自分の事を、こっちがやっているように話す。

「だからお前は話が通じないんだよ」など。

 

これは本気で他人と自分の区別がついていないらしい。

 

 

モラルハラスメントの名付け親の精神科医イルゴイエンヌは、

モラハラ加害者を「自己愛的な変質者」と呼んでいる!

でも障害ではないとのこと。

 

 

 

『この本は、モラハラに関してどう逃げれば良いか、

離婚するにしても相手にどう言えば良いかなど

悩んでる人が読むと、解決出来そうだと思う。

子どもへの影響や、

分かりやすい公共機関の使い方、選び方、説明。

離婚に向けての具体的な流れ、方法などが詳しく書かれてある。

 

「でも私はこんな状況だし無理だ・・」

と思っても、対処法あり!

そういう時はここに相談できます、や、

相手がこう言ってもそうじゃないから大丈夫!

など

離婚に向けて起こりそうな心配ごとにも

細かくアドバイスあります!

 

例えば「別れたら死ぬと言われます」など。』

 

 

 

 

 

 

「モラ夫のトリセツ」第4章、セルフコントロール術 内容

●プラス思考でいる

たまにはどん底に落ち込んでも大丈夫。

後から気持ちを切り替えることが大事。

 

●モラ夫を許す。許し方の方法について。

モラ夫を許すことで、自分の心のナイフを取り除き、前に進む事ができる。

 

●ストレス発散をする

好きなことをしたり、友達とおしゃべり。

友達と話す時は、モラハラの相談はしない。

したところで、モラハラ被害者でないと

その辛さは分かってもらえない。

ネタ程度に楽しく話す程度にする。

 

モラハラのスルーの仕方について

 

●自分の愛し方

 

●自分軸での考え方

友達がこう言った、モラ夫がどうだから、

ではなく主語は「自分は」という物事の見方で。

 

などなど。

 

 

《第4章 まとめ》

いったい、どれだけ頑張らないといけないんだ。

なんて思いながら読み進んでいくと、まとめでみんなの代弁をしてくれています。

 

返事しろ!無視するな!自己中男!

「俺は大変だ」ってこっちのが大変だ!

お前の相手してんだからな!

自分のことを棚に上げて、こっちを責め続けるな!

「普通は」って、言ってるあなたが普通じゃないから!

 

とにかく、どれだけ頭にきても、相手にせずに

自分を守ること!

私は悪くない!!

 

 

『この章は、涙なしには読めないですね。

確かにモラハラ受けてない人に相談すると

「そんなのよくあること」

(モラ夫のよくある言動1つ1つは、誰もが言う可能性のあることだったりする。

詳しい定義は他で紹介)

 

「放っておいたら?」などよく言われるけど、

やっぱり言われている間は辛いし、

いくら実際気にしないようにして耐えていても、

とにかく孤独な戦いだ。

 

「離婚したらってアドバイスしたのに、

まだ離婚しないからこういうことになってるんでしょ?

こうなったら自分のせいじゃない?

これ以上何を言われてももう知らないよ。」

なんて相談してるこちらが呆れられてる気がして、

だんだん友人にも相談できなくなる。

 

このような本を読むことによって、

私は1人じゃない!と思えてくる。

 

☆この本は、まだ自分の夫に愛情が残っている人に向いていると思う。

それと、離婚はしたくない、なんとか

モラハラでも夫と上手くやっていきたい!

と思っている人向けだと思う。

 

モラハラ夫に悩んでいる人は

最初出来る限りで自分なりに頑張り、

気付けばもう気力が残っていない、

という状況になったりするので

そうなる前に、自分で守る方法を見つけておいて欲しいと思う。

 

 

 

 

「モラ夫のトリセツ」モラハラの原因、具体的な対応策

《第2章 モラハラの原因》

●モラ夫はガラスの自尊心

 

●モラ夫にとって奥さんや従業員は所有物

自分に絶対服従は当然だと思っている。

 

●モラ夫は宇宙人

モラ夫の世界では自分1番偉く絶対的な存在のため、自分に反してくる人は敵であり、

攻撃してもいい対象である。

 

奥さんの住む「普通の世界」では

相手の意見を聞き、意見が違えば話し合い、

相手を思いやり、ねぎらうのが当たり前。

だから、モラ夫に対しても分かり合おうと

試行錯誤し、頑張っている。

でも何を言っても、モラ夫の世界を崩せることはない。

 

分かり合うことよりも

どうやって争いなく過ごせるか、に焦点を当てることが大事。

 

 

〈モラ夫にはモラハラの理由があった。〉

それは小さな頃のモラ夫の愛情不足や歪んだ愛情での育ち方。

 

「今から私がその分まで愛していく」

「愛情を与えればモラ夫は変わってくれる」

これも至難の業。

愛情をかけてもなかなか治るものではない。

 

なぜなら、モラ夫は愛情の受け取り方が

分からない。

愛情を知らないモラ夫にとって、愛情も怒りも同じエネルギーだそう。

 

モラ夫にエネルギーを与えないために、

怒ることも言い返すこともせず放っておけばいい。

 

 

『どうしてモラハラ夫と話が出来ないか、

モラハラ夫が何を考えてこうなっているのか、

実によく分かった内容だった。』

 

 

 

《第3章 具体的対応策 》

モラ夫は祈っていても治らない。

自分でコントロールしていくしかない。

 

●言いたいことは、9割ほめてから1割さらっと会話に組み込む。

それで怒らせても、また気にしないようにする。

 

●具体的に、または本人の思っている事と反対の事など、おだててどんどんいい気にさせる。

どんな言葉に喜ぶかを研究。

 

●愛情込めて抑揚をつけて褒めて伸ばす。

 

●小さなことにもありがとうを連発。

もし感謝が見つからなければ、朝布団の中で目覚めることが出来た、レベルで感謝。

 

●悪い面を見ず、モラ夫の嫌がる話はしない。

 

●モラ夫がよくする、ありがた迷惑なプレゼントなどにも大げさに喜ぶ。

●モラ夫の精神年齢は3歳。

モラ夫は一般男性よりもさらに1つのことに集中してしまう。

相手が何かに集中していたら

「話しかけない」「話してくれるまで待つ」

しかも、モラ夫は話しかけて欲しくはないけど

無視されると不安になるため、

お茶を出すなど「気にかけてるよ」オーラはだす。

モラ夫が間違っていても、否定せず認めておだてる。

 

聖母マリア様のように対応し、

楽しい雰囲気、可愛い女性を演じてモラ夫をいい気分にさせる

 

これらのことで、モラスイッチが減る!

自分も平和に過ごせる。

 

 

『この章は、突然一般論が増えたきがした・・。

「男脳は」「人とはこういうものだ」

という文も多かったし、

「一般論が通用しなければ試行錯誤で探そう」

って感じだったから。

 

何でここまで尽くさないと・・とは思うし、

本の中でも「そう思うだろうけど」と

色んな場所に書いてくれている。

最初は受け入れがたい内容だけど、

落ち込んで暮らすよりは、こうやって

前向きに考え方を変えることは重要とは思える。』

 

「モラ夫のトリセツ 」第1章の内容、モラ夫とは

サブタイトル「モラハラ夫と幸せに暮らす、

秘密のテクニック」

!!!教えていただきましょう!!!

 

さすが、ほのぼの系「パパのトリセツ」より

ダントツに身にしみる内容だった。

 

 

〈モラ夫は・・・〉

突然不機嫌になり、態度が豹変する。

この豹変のことを、この本では

「モラスイッチを押す」と言うそうです。

 

いくら気を使っていても、モラスイッチは

入ってしまうと。

入ってしまっても、

「また始まった」「はいはい」

と思っていていいのだそうです。

 

 

〈モラ夫は最初はどんな男性よりも魅力的に接してくる。〉

 

結婚前や、モラスイッチが入っていない時はとても素敵な人。

だから、モラ期を最初は訳が分からず

苦しんでしまう。

自分が悪いことしたのかと責めたりもするけど・・・

この本でも、『キッパリと奥さんは悪くない』

と書いてくれています!

 

 

⚪︎モラ夫は不幸アピールをし、同情を誘って自主的に「この人を幸せにしたい」と思わせる。

〈モラ夫が選ぶ女性〉

●心がとても優しい

●責任感が強い

●人に喜んでもらうのが好き

●明るくて頭がいい

●我慢強い

だから、モラ夫のせいで自信をなくしてる

あなたは、逆に自信を持っていいとの事です!

 

 

⚪︎モラ夫は暴言・無視が大の得意で、人を傷つける天才。

〈暴言のパターン〉

①直接ダメージ型

「バカ女」「生きる価値なし」などの暴言で

直接ダメージを与える。

②デマ拡散型

「みんなが言ってるけど、あんたはどうしようもない人。」と

周りの人が悪く言ってるように言う。

③寸止め型

「これ以上は言えないけど。」などと

わざと内容をぼかし、不安をあおってくる。

④暴言のデパート型

奥さんの触れられたくないことや弱みをわざと

何度も繰り返したり、

学歴や職歴、友人や家族のことやなんでも

持ち出して、傷つける言葉をとにかく言い続ける。

 

相手の弱みになるネタは必ず忘れず、事あるごとに何度でも言ってくる。

 

 

〈モラ夫の思考回路は「すべて人のせい」。〉

いつでも自分を被害者だと思っているので、

「怒らせるお前が悪い!」となる。

人のせいになすりつける言い方も実に上手い。

 

 

〈モラ夫が人をけなすのは、プライドを保つため〉

誰かをバカにして自分を優位に立たせたい。

心の奥にコンプレックスやトラウマを持っているが、

それに気付かれたくない。

そのために奥さんをバカにして自分を優位に保っている。

自分が勝てない相手まで、「大したことないやつだ。」発言。

 

 

〈モラ夫はどんな時でも「マイルール」優先。〉

自分の中で勝手なルールがあり、日によって

変わったりもする。

こちらが知らなくてもあらゆる暴言で

従うしかないような状況に持っていく。

もしそのルールを批判されたら、相手をとことん追い詰めて

恐怖を与える事で自分のストレスを発散。

 

 

〈モラ夫は都合よく自分の暴言を忘れる〉

通常なら人生で言われることがないような暴言の連続で

人の心を傷つけておきながら、突然普通に戻る。

演技なのか、本当に記憶をなくしたのかと思うほどに。

まるで二重人格のよう。

 

限界にきて「別れよう」と言うと、

その時は「こっちが望むところだ」

「俺が今まで我慢してやってた」

「損害賠償を逆に請求するから覚えておけ」

などと威勢のいいことを言われ、

その準備にこちらは徹夜で色々調べてるのに、

翌日には覚えてないかように機嫌よく

こちらにいつも通り接してくる。

 

こちらの状況によっては、

「俺が悪かった。」と反省を見せてくるので、

奥さんは「今度こそ変わってくれるかも」と

信じて元の生活を続けてしまう。

 

 

《第1章まとめ》

モラ夫を持つ奥さんは、モラ夫の特徴を見て

「同じだ!」と口を揃えて言うそうです。

モラ夫はみな同じパターンだと言えるようです。

私も、ここまで読んで頷きの連続でした!

 

モラ夫の職業は、

会社経営者、営業関係、弁護士、医師、教師などが多いそうです。

ストレスも多く、そのストレスを奥さんで発散してるそうです。

外ではいい人でいたいため、ほかに発散するとこがない模様。

 

なぜ別れないのか?

それは「それでも夫を愛しているから」

 

 

『↑ここだけ否定させていただきましょう!!

「愛しているから」ではなく

「優しいから」です。

その優しさが正しいかはともかく。

 

他の人に相談しても、必ず言われてしまう。

「そんな状態で別れないなんて、旦那さんが

よっぽど好きなんだね。」

「そういうことではない」とどれだけ否定しても、

「あなた本人は認めたくないんだろうけど、

愛情なければそんなこと我慢出来るわけないから好きなんだよ。」

と言われるし、思われている。

 

 

・・・それはともかく、次へ進みたい。

第2章「モラハラの原因」

第3章「具体的な対応策」』